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初仕事を終えた俺はリュウに色々聞かれ、リュウは楽しそうにそれを聞いていた。
「お前やっぱ向いてるな。
多分すぐ俺は抜かれる。
あ、あっちゃんも抜かれるんじゃね?」
リュウはそう言ってテレビに向かいゲームをする男のほうを向く。
「ん?
いいんじゃない?
俺は生活できればいいからー。」
振り向いた男はなんとも気の抜けたような話し方でリュウに返事をした。
「あ、この人がさっき話した売り上げ3位のアツト。
あっちゃんもトモヤと仲良くしてあげて。
トモヤもこっち側だからさ。」
リュウがそう言うとアツトは俺のほうを向き、
「ん?
ノンケなの?
なら付き合いやすいね。
あんまりシンジさん達と一緒にいないほうがいいよ。
待機してる時は俺かリュウといたらいいよ。」
と言って、また向こうを向きゲームを始めた。
「ま、そんな感じ。
ゲイの人達といると、あ、特に濃いメンバーね、あんまりいい影響ないからさ。
俺ら金で割り切ってるノンケは同じ立場の人間で仲良くしてるほうが楽だしね。
あ、ちなみにあっちゃん俺よか1つ年上だからー。
見た目10代だけどー。」
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