どうゆう関係?

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…そろそろ降りようかな~と思い、ズリズリゆっくりお尻を滑らす。 「降りんの?」 「う、うん。重たいかなぁと思って…」 「軽いって」 「いやいや、でも…そろそろ…」 「なんで?」 な、なんでって…近すぎて呼吸困難になりそうなんだよぉー! 「プッ…仕方ないなぁ」 ゆきは笑いながら両手を離し、どうぞ?っと付け足す。 私はスッとゆきの膝から降りて、立ち上がる。 ゆきは足を組み、布団の中にいるペンギンの人形を取ると足の上に置く。 「飲み物持ってくるね?」 「うん」 私は部屋から出て一階に飲み物を取りに行く。 リビングには誰もいない。お母さん仕事行ったのかな…。 冷蔵庫からお茶を出してコップに注ぐ。 お菓子あったかな~…。戸棚を探す。 てかゆきがお菓子とか食べてるの見た事ないし、食べるのかなぁ。 はぁ…何もない。 もうすぐお昼だし、ゆきお腹空いたかな? …とりあえずお茶持って行って、何か作ろうかな。 「腹減ったー!何か作って?」 「わぁ!びっくりしたぁ!」 背後にゆきが立っていて驚く。 いつの間に降りてきたんだろ…びっくりしたなぁ。 「…今作るから、お茶飲んで待ってて?」 「はーい」 ゆきは返事をするとリビングのソファーに座りお茶を飲む。 うちにゆきがいるなんて不思議。 なんだか場違いだよ…。ゆきの家は洋風だけどうちはどっちかと言うと和風だし。
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