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「てかそんな事気にすんなよ…。傷の事知らなくても俺は実桜の全てを受け入れるから」
嬉しい…。
ゆきの言葉に涙が溢れそうになる。
「てなわけで、続き…いい?」
「え…」
ゆきはそう言うと、ブラウスのボタンを上から外していく…。
ボタン3つ目に差し掛かった時、ゆきが手を止める。
や、やっぱり気持ち悪かった?
「ベッドに行こうか」
へ?ベッド?
私がベッドの上に座ると、ゆきもベッドに座りボタンを外す続きを始める。
ゆきは傷を見ても何も動じなかった。
全て外されると、そのままベッドに押し倒される。
「実桜…好きだよ」
ーーいつの間にか寝てしまっていた。
隣を見るとゆきの寝顔がある。
…私、とうとうゆきと…。
思い出すとすごく恥ずかしい…。
でもゆきの愛を感じれた気がして嬉しい。
…ゆき大好き…
私はゆきの頬に触れると、胸に顔を埋める。
あったかい…
人肌ってこんなにあったかいんだ…。
ゆきの手を掴み、私の頬に乗せる。
前にスリスリはダメって言ってたけど、寝てる今ならいいよね?
この手が本当に大好き…
ゆきの胸と手に挟まれながら、スリスリ首を動かす。
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