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ーー私と加奈は駅前の本屋さんでファッション雑誌を立ち読み中…
「ちょっとこの本買ってくるねー」
お目当てのファッション雑誌を手に持ち、加奈はお会計しに行った。
私も今見ていた本を棚に戻し、会計をしている加奈のところへ行こうと歩き出そうとした時、目の前をイケメンが通り過ぎた…
ん?あれ?もしかして…
見間違えるわけがない。あの高身長、茶色の髪、そしてイケメン!
絶対ゆきだ!!
私は早歩きで加奈のところへ行き
「加奈!加奈!ヤバイよ!ヤバイよ!」
加奈は私を見て「出川か??」とツッコミ、会計を終えると
「で、なにがヤバイの?」
「ゆきが!ゆきがいたよ!」
私は興奮気味に言いながら加奈の腕を掴む。
加奈は呆れた顔をして、まったく私の言ってる事を信じてない様子。。。
が、一転。加奈は目を丸くし、私の頭上の方を見て、何かに指を指している。
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