第1章

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「好きです、付き合って下さい!」 放課後、俺は無口で可愛いと噂される同級生の女の子を屋上に呼び出して告白した。 「…ごめんなさい…友達、が…」 が、いつものごとくフられる。 「あ、ああ…そうか、うん、じゃあ友達のままで…これからもよろしくな」 心にかなりの傷を負いながらも相手の女の子を心配させまいと、笑って手を差し出す。 「…!よろ、しく…!」 俺の言葉に無口で可愛いと噂される女の子…藤崎さんは驚いた後に嬉しそうに差し出した手を握った。
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