第14章 ミツバチの生態

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「それ、困る!」 ずっと現実味があった。 「仮にだよ、3度も禁欲させられた彼の前に僕みたいなのが現れて誘いかけてみろ?いくら心は君と通じたからって――果たして我慢できるかな?」 「おい!」 「例えばだよ。例え話」 例えも何も あるもんか――。 「君に至ってはリアルに想像できすぎて怖い」 「あはは!光栄だね」 笑ってる場合じゃない。 「でも……なきにしもあらずだろ?」 そのとおり。 言われて押し寄せる 危機感。
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