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そして、待ちきれなくなった巧弥は、
「勝手に擬人化させるけどいいよね?答えは聞いてない!」
と勝手なことを言いながら、「とりあえず人型になーれ(錠剤タイプ)」と言う怪しさ満点の薬品を龍の口の中に放り込んだ。
すると、龍の体から煙が登り始め、しばらくすると、完全に人型になった龍がいた。
そこで、一つ大事なことがある。
龍が、服なんぞ着ているはずがない。
それが人型になったわけで、
煙が晴れると、全裸の少女が横たわっていた。
それを見るや否や、脳が認識する前に毛布を創り出し、少女にかけた。その間わずか0.04秒。
「何か危なかった気がするんだが、、、気のせいか」
それから、龍の少女が目を覚ますことはなく、夜が明けた。
ちなみに、転移魔法を使ってしっかり服は着せておいた。
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