異世界での初めての遭遇

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朝日が登り、木々の間から木漏れ日が降り注ぐ。 ちなみに、俺は龍の少女がいつ起きても良いように一睡もしていない。 変態とか言うな。 それはともかく、ひとまず朝食だ。 その辺でウサギっぽい魔物を捕まえて、毛皮を剥ぎ、創り出した塩をかけて焼く。 全体に焼き色がついたところで火からあげて、ひと口大に切り、 その辺で採った木の実でソースを作り、かける。 それを皿に盛ったところで後ろからの視線に気がつく。振り向くと、龍の少女が目をらんらんと輝かせてこちらを見ていた。 「えーっと、、、」 「それ」 「え?」 「食べていいのかー?」 ぐるる~ どうやら腹が減って起きたらしい。 なんともフリーダム。 いや、ある意味自然に生きるものとして当然なのか。 それはさておき、肉を盛った皿とフォークを渡すと、目を輝かせて食べ始めた。
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