Dead and Re:Start

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「まずは魔力量は多めに、上限の調節可能で。属性は火と風、闇、氷。それに物体、および事象を具現化する力。それと魔法陣に関する知識と技術。かな。可能か?」 「思っていたより軽いもんだね。てっきり神の力をそのままよこせとか言うと思ってたよ」 「そんなもんいらん」 「欲があるのか無いのかわからないね。それじゃあ能力を継承しよう。手を出して」 言われるがままに右手を出すと、神様が、左手を出して、手を合わせる。 その瞬間、とんでもない量の情報が頭の中に流れてきて、頭が締め付けられるような痛みに襲われた。 「ぐっ、ああぁぁ!」 「巧弥さん!」 セラフィムちゃんが崩れそうになった体を支えてくれた。 セラフィムちゃんマジ天使 痛みが引くと、体が軽く感じた。 「おぉー、魔力の適応が早いねぇ。はい、鏡。少しだけ容姿が変わってるから」 渡された鏡を見ると。 こげ茶色だった髪は真っ黒に、普通に黒かった目はエメラルドのような緑になっていた。
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