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と言っても、蝶華は名ばかりの副会長。
仕事は何もしていないし、あえて言うなら生徒会のムードメーカーってとこかしら。
「ぁ、会長、おはよう」
「また達也くんとバスケしてたの?」
「っそ、今日のお昼を賭けてね」
「朝は生徒会室に来るよう言ってたはずよ」
「ぁ...忘れてた(テヘッ)」
「まぁいつものことだからいいけれど。お昼はいつものところでね」
「はーい!」
「会長、用事あるならこのバカ連れていってもいっすよ」
「は?!そうやって逃げる気なのね!」
「ばか、少しは仕事しろって言ってんだよ。会長は忙しいんだし、手間かけさせんな」
「達也がバスケしようって言い出したくせに」
「用があるなら断ればよかっただろ」
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