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今回ララが骨折した現場は体操教室。この体操教室は非営利団体によって運営されていて、全て女性でお母さん世代の先生がボランティアで指導をしている結構ゆるい教室だった。
長女のロコの時からお世話になっていた習い事で、特別ハードなものではなく、『体を動かす楽しみを皆で味わいましょう』といったコンセプトでマット運動や跳び箱など一般的な内容で週に1回通っていた。
その日も1チーム6人くらいに分けられて、立体運動をしていた。
詳細は省くけれど、その日の運動具に「おや?」と思うものが設置されていて、観覧席から遠目に見ていた私は
今日はなかなかアグレッシブなことするんだな…と思って見ていた。
そうしているうちにララの順番が回ってきて、転倒。その瞬間は私の席からは死角になっていて見えなかったけれど、すぐに回りがざわつき始め、別のコーナーへチームを誘導する先生。普段滅多なことでは泣かないララが大泣きしながら処置を受けてるのを見て、慌てて私も駆け付けた。
「卒園前と入学前に大変な怪我をさせてしまってすみません」
引き渡す際に、先生はこうおっしゃっていた。
先生からのこの一言と、腕が上がらないとパニックで大泣きしているララを見て、折れてると確信しすぐにかかりつけの整形外科へ急行した。
…とここまでが当日の経緯なんだけど
私が見学していた際の疑問や当日の状況に対して説明を求めたところ、どうも運動具の固定が不十分で、転倒の際のクッションもごく一部しか敷いておらず、ララが大きくその上をはみ出して体育館の床に直で落下したとのこと。
サブの先生も他のチームを見ていて不在、担当の先生も後ろから見ていただけでサポートできていなかったということで、先方は非を認めて今後の対策会議を開いて書面で提出してくださるという運びになった。
けどさ。親としては悶々。もう毎日悶々。
詳細は省いてるからアレだけれども、その運動具自体、球体で子供がその上を跳ねて飛び越えていく不安定なもの。そもそも本来はそんな使い方をするもではないし、転倒しないわけがない。その上、固定が不十分て何?
病院で怪我の状況を説明した時も「全国大会レベルの選手を育ててるすごい教室なんですか?」って医師に驚かれたくらいハードな内容。ボランティアのおばさん先生が1人で見守ってやらせる内容とは思えない。
私が止めに入れたらこんなことにはならなかったとも考えたけど、習い事で子供を預けてる身としては、活動内容に対していきなりしゃしゃり出ていって文句は言えないよね。体を使う習い事だから、ある程度の怪我は承知で預けてるし。
でもまさかそこまでずさんな管理体制で子供を預かってるとは思わなかった。もっと言えば、その先生方の中にはご自身のお子さんも一緒に参加させて活動してる方もいらっしゃったし。我が子も通う教室で、同じ年代の子供が目の前で怪我をして、それが防げたことだったらどう思うんだろう。先生としてではなく、母親としてどう思うんだろう。
ララが骨折してからの1週間は特にこんなことばかり考えてた。
術後は炎症のためか熱にうなされて入院中は毎晩病室で寝付けずにいたララ。娘は何も悪いことはしてないのに可哀相でたまらなかった。後遺症やら悪いことばかりが浮かんできたけれど、落ちたのが頭からだったら下半身不随だったかもしれない。腕で、利き手じゃない左腕だけで、良かったと思おう。
こうして精神を安定させていた。
それから…
無になった。
なんか色んな感情が一気に溢れて収拾がつかなかった。
未だにとことん詰め寄りたい気持ちもあるけど、もう関わりたくない気分のほうが勝ってる。習い事も3月で卒業だったからこのまま退会だし、二度とあの体育館さえ見たくない。
とうのが私の気持ちだけれど、私のすべき対応はどれが正解だったんだろう。
ママ友に話しても、「言葉にできない本人に代わって親がちゃんと怒らなくちゃだめだ!とことんやるべし!」という意見と
「私もルーちゃん派だな…強く出れない。早く忘れる努力をする。」
といった意見とで二極化してる。
まぁ明日何が起こるかなんて誰にも分からないし、子供の骨折ごときでそれ何悶々?みたいな達観してる自分もいるけど、どうしてもこのモヤつく気持ちをぺっぺしたくて1頁割いてしもうた。
やりきれない気持ちもあるけど、治る怪我だものね。
見てくれてる人いたら、ありがとう!
オチなくて、すまんのぅ!
痴れ言にぺっぺしたし、明日からは気持ち切り替えて通常更新でいくよー!
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