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3月11日。
病院から電話。
昨晩呼吸が出来なくなったからチューブを通して呼吸が出来るようにしたと。
それから眠らせている事。今日明日まで眠らせて明後日起こして今の状態を本人に伝えますという事。
癌が大きくなっていてチューブは無理矢理通したけど、これだけ狭かったら相当苦しかっただろうと思います。でも今は呼吸が楽になっているので安心して下さいと。
急変するかもしれないよ、の病状説明があってから少し良くなったから完全に油断していた。抗がん剤は2回しか打てていないし効果も出ていない。このスピードだと長男の卒業前に塞がると憶測を立てていたがまさか本当にこんな事になるとは…。
蝋燭の火を悪魔が笑いながら吹き消そうとしているのを医師や看護婦さんが「やめてよ!やめてよ!」と必死に守っている図が浮かぶ。
何なんだろう。この報われない闘いは。
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