食道癌～父の場合～

癌が見つかる

父は若い頃は自営業をしていた。植物園をしていて、ホテルに観葉植物をリースしていたり、普通のお宅の造園業もしていた。だがバブルは崩壊し、不況の煽りや同業者に仕事を取られ15年程前に廃業した。
農場をしていた土地は今７件の家が建っている。
私は中学、高校で造園の仕事やホテルのリースの手伝いや、請求書や納品書、領収書も書いていた。おかげで事務は得意だし、手が汚れる仕事も平気だ。
20年程前から土木の仕事もしていて、定年前はホテルの緑化管理の仕事をしていました。若い頃から腰ばかり酷使していたせいか脊髄の下から４番目が潰れていて神経が圧迫されており、無茶をすると神経が切れてしまう事が去年になってわかった。
足も仕事でカニクレーンに挟まれてから良くならず、毎日痛い痛い言いながら仕事をしていたが、定年を迎え、相変わらず痛い痛い言いながらぐうたらした生活を送り、体力も落ち、長距離歩く事が困難な為今や杖を付いて歩き、病院内や市役所、車椅子が用意してある場所では車椅子を利用するまでになった。年中足が痛く、すぐに吊り、腰もあまりよろしくない。だが整形外科も毎回長時間待たされる為あまり行かないのである。痛み的には座薬を使うレベルだ。そんな痛みと付き合っていたからか、癌の初期症状もさほど気にしていなかったのかもしれない。
しかも癌は切れば治ると思っている。そんな簡単な病気じゃないのに能天気だ！だが酷く落ち込むよりはいいのかもしれない。

今日は７月12日、明日13日は心臓血管内科で検査です。不整脈があるので薬を飲むべきかどうかの検査です。私も調子が悪い時は不整脈が出ますが、不整脈があると血栓が出来やすいなんて初めてしりました！明日は私の夫と母が付き添います。
明後日14日は、いよいよ検査入院です。私と母が付き添います。

父の入院セットは着々と準備が進んでいます。