第2章

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ええー…今チャンスなのに何してんだよ。 「あ、うん…またね」 「ちょっと待って欲しいにゃん!実はヒマしてて、誰かを手伝おうかと話してた所にゃん!」 手を振ってカウンターに行こうとする女の子を呼び止め、暇してますアピールをした。 「あ、そうなの?じゃあ私の依頼を手伝ってくれないかな?…オトモを連れてるとはいえ、討伐依頼は不安で…」 俺の呼び止めが功を奏したのか女の子は恥ずかしそうに頬を掻いて少女にそう言う。 「ん…任せて…!」 待ちに待ったお誘いに少女は嬉しそうに立ち上がる。
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