第3章

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黒狼の気を引いて逃げ回る事30分。 そろそろ潮時か、と黒狼を撒いて女の子達の所へ戻る事に。 「はぁ…!はぁ…!なんとか、倒せたね」 「はぁ…はぁ…う、うん…」 急いで戻ると、ちょうど倒れた黒ゴブロンの隣で尻餅を着いてる少女に女の子が手を差し伸べてるシーンだった。 「…お役に立てず申し訳無いにゃん…」 「そんな事は無いよ!黒狼を引きつけてくれて大助かり!」 「…うん、二頭一緒だったら…危なかった…」 申し訳なさそうに声をかけると二人揃って俺を必死にフォローしてくれる。
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