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「じゃあ戻ろうか」
「…う、うん…」
女の子の言葉に少女は乗り気じゃないように頷く。
「?まだ何かあるの?」
「…ううん…オトモを、返却したら…また…一人ぼっち、だから…寂しい…」
「じゃあ私と友達になろうよ!……イヤかな?」
少女の呟きに女の子が笑いながら握手するように手を差し出す。
「ううん…!すごく、嬉しい…!…よろしく…!」
「うん、これからよろしく!」
「良かったにゃん」
こうして少女には記念すべき初友達が出来て俺は一風変わった仕事をなんとか完遂できた。
本日の業務、終了。
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