Give back to ash #2
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(ごめんね……あなたを産んであげられなくて。 私も……ママも一緒に逝くから、心配しないで。 天国で、会おうね) 死への覚悟を決めた私は、お腹に手を当て、そっと目を閉じた。 「花純!」 崩落の音に重なった、私を呼ぶ怒号。 それは碧さんの声だったのか、ゼロさんの声だったのか。 判別がつかないまま、私の意識は闇に呑まれた。
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