第3章 新、新たな生活
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こんな僕でもさすがに我が子は可愛かった。 一緒に風呂に入り、一緒に寝て、家族で遊びに行くこの普通の生活が楽しくて仕方がなかった。 子供は何の不安もなく親になつき、親はそれを幸せに感じた。 子供が子供である時間は親が考える以上に短いものであった。 親からすれば、幼児期は永遠に続いていくような錯覚さえある。 しかし、無情にも子供は短期間でその時期を過ぎて大きくなっていくのであった。
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