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風が吹いている。とても涼しい。
ん？？ここは…？？
目が覚めるとそこには緑色の高原が瞬く間に広がっていた……。
自分の状況が理解できない。頭に痛みが走る。俺は…。
「お目覚めですか？高坂さま。」
俺はその声の方を見た。
そこには天使の羽を生やしてリングがあり、なんでか知らないが黒色の露出度満載の戦闘服？の様なものを着ている幼女が居た。こうさか？
「高坂って誰？」
俺はそいつに聞いた。すると、ニヤリと表情でこういった。
「あなたの名前ですよ高坂功さん。」
「俺の…こと？」
何を言ってるんだ俺は…
あれ思い出せない…何か大切な記憶。俺は一体どこのどいつだ。なんでこんなところに？いくら考えても結局、結論はこれだ。
「思い出せない…」
「そうですか。情報通りでなによりです。」
情報？俺の…か？
「私の名前はフィールと言います。どうぞ宜しく。」
フィールはニコッとして手を出してきので俺はその手を握った。
「よろしくな。」
それはそうと、何で俺はこんなところにいるんだ…？？何もかも思い出せない。
「何で俺はここにいる？」
俺は聞いた。
「そんなの決まってるじゃないですか。」
フィールはとても良い笑いで不気味の様な笑いでもありそうなすっとした笑みで
こういった。
「あなたが死んだからです…」
俺は自分が何者か分からぬまま死を宣告された…。
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