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「あ、あのぉ…」
「あ!君が死んじゃった子だね~?
俺は悪魔王様ですよ~☆」
ちょ、そんな美形がッ
僕のチキンハートが震えてるから!
美形恐怖症が発病してるから!
「んふふ~ッ本当に可愛い子だね!」
「怯えてるじゃないか…」
「あれ?ごめんごめ~ん、あまりにも良い子みたいだからつい~」
誰か通訳をお願いします!!!!
「えっと、ここは…天界でもなく魔界でもなく…ってところですか?」
「そうだよー!俺のへ・や☆」
この人むっちゃフレンドリーww
「なぜ死んだかわかってるか?」
あー…この流れだと
手が滑って殺されたって感じ?
「君もなかなかおもしろいね~」
「手が滑ってっというか、このアホが後ろから飛びついてきた衝撃で手入れしていた俺の鎌を落としてしまい、君にグサーッと…」
「ぶほっwwwwwwww」
ちょっwww
まってww
ワロエナイ
「だから~、せめてもの償いとしてぇ君をワールくんの息子にしようって話になったわけだよ~☆」
「顔が天と地、月とスッポンなくらい違いすぎると思います」
「それなら大丈夫~ほらッ☆」
鏡をずいっと渡されたんだが
これで見ろってこと?
…………
「目は俺とおそろ~」
「見かけは俺だな」
目が赤いんだけど!?
髪はそのままだ…髪型ッ
片目が隠れてるとかどの厨二病!?
「じー…」
「どうした?」
「いえ…」
ワールさんも隠れてたわ……
「ワールの息子だから、君も今日から死神デス☆」
大きな鎌を渡されながら
すごいカミングアウトされたんだが
「oh……」
「まって!!なんで鎌を俺に向けてるの~ッ!?ちょっ、話せばわかぁぁぁあっ」
「騒がしいやつだ…」
任務完了です
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