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雨音は体に障るといけないから、このまま寝かしておくとして…… だんだん、目が覚めてくると『現実』っていう魔物が私の前に立ちはだかる…… そう…… もうすぐお昼だ。 ヤバイ……遅刻だ。 雨音に借りた部屋着(雨音とお揃い)はダボダボな彼シャツみたいな感じで中々、気に入ってるんだけど制服に着替えなきゃな…… でも…… もう少し雨音ちゃんの可愛い寝顔を見ていたいような…… そんなことを考えているとインターホンが鳴った。 誰かわからないからいきなり扉は開けないで受話器をとった。 寝起きだし、ちょっとテンション低めだ…… 「……はぃ」 「あーちゃーんー」
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