第1章

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多大な応援、ありがとうございます! 誠に嬉しく、感謝感激です! まだまだ、卓と桜子は成長していきます。 定期テストの結果が返ってきた。 桜子は赤点があった。 (最悪だ…) 優子は100点ばっかりで、学年のトップを争っていた。 桜子はそれどころじゃなかった。 このままでは、バンドをやっていくことすら、危うい。 やばい! 焦りそうになる。 一方、卓はといえば、成績がよかった! なんと、卓は成績優秀だった! サッカーもできて、勉強もできる! 神様は、平等じゃない! 桜子は拗(す)ねた。 卓のその情報は、全体に伝わって、みんなに伝染した。 卓はモテモテになって、運動神経がよくて、勉強ができる。 卓の人気は、すぐに絶頂になった!!! 桜子は悔しかった。 自分はうまくいってないのに、みんなはうまくいくの? そりゃ、うまくいかない人もいるが、みんな努力しているんだ! 見えない所で頑張っている。 全ての闇に、光を差し込ますんだ! すると、不思議なことに。 うまくいく時間が生まれる。 そうしたら、世界が煌めいて輝きだすんだ! 二人には、見えない約束がある。 目に見えない約束が、二人を結びつける! それは、まるで運命のようだ! 桜子は、卓に話しかけた。 「ちょっと、なんで成績がいいの?」 桜子は率直に聞いた! 「俺、授業中頑張ってるんだ!」 「だから、何よ?」 「だから、成績がいいの!」 駄目だ、こいつは! と桜子は思った。 うまくいく様子に、桜子自身が戸惑った。 それだけ頑張ったんだ! 報われてもいい! 本当に、そうだろうか? 桜子はよく考えた。 何が今大切? 卓の愛がほしかった。 桜子は狂おしいほど、恋をしていた。 卓と桜子はその関係を世界にのまれていった!!!
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