第1章

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 さて、ここからのお話はオイラが体験した中でも、NO.1の体験談だす。  あれはもう20年くらい前の話しかな。  オイラは競馬が好きで10代の頃に文通で知り合った同い年の丹羽(仮名)という奴と、物凄く仲良くなってね。  当時はまだ携帯もネットもなかった時代。    そんな時代だったからこその出来事でやんす。  その丹羽(にわ)と知り合ったのは、オイラが高校一年生の時。  あの頃ね第二次競馬ブームの幕開けの時代で、オグリキャップが活躍した時代ね。  で、それで丹羽を中心に『負け馬』という手書き手作りの競馬新聞を作成してたわけよ。  競馬新聞ったってたかだかガキが作った新聞だからね。  理論もへったっくれもねぇーわけよ。  そして、この丹羽という奴がオイラたちのリーダーになるわけ。 のちに都の西北に進学していくんだけどね。    つづく。
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