第1章

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「ていうか。」 「管理人のエロジジイ。」 「いつもイヤらしい視線ばっか送ってきやがってマジでウザい。」 「てめえがアタシの臀部に突き刺さる程の視線を送っている事にこっちが気が付いてないとでも?」 「今朝だって『おはようマミちゃん。アレェ?今朝は元気ないみたいだねえ?どうかしたのかなあ?」とか言いやがって。」 「余計なお世話だっつうの。アタシは年がら年中元気じゃなきゃいけねえのかよ。」 「『昨日ちょっと寝付けなくて』って言ったら『いけないなあ。夜更かしはお肌の天敵だよぉ。』って。」 「てめえに女の肌の何がわかんだよ!テカテカのオヤジのクセに、知った口きくなっての!」 「思い出すだけ気分悪いわっ!」 「ああもう最悪。」 「あっ。」 「やだっ。」 「……」 「また目が合っちゃったよぉ。」 「今朝はもう二回目だよ。」
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