0人が本棚に入れています
本棚に追加
「いつもは大体一回なのに。」
「もしかしてこっち、見てるのかな?」
「そんなっ。」
「そんなワケないって。」
「でも赤の他人と二回も目が合うなんて。」
「全く何もないってわけじゃない、かも。」
「でもダメ、ダメだよマミ。」
「もう勘違いしないって、決めたんだから。」
「アタシにできるのはさりげなく視界に入れるだけ。」
「まあそりゃあ、向こうから声かけてきたら話は別だけど。」
「そんなこと、あるワケないよね。」
「映画やアニメじゃないんだから。」
「それにしても管理人のジジイとはエラい違い。」
「生物としては同じ項目になるのになあ。」
「ホント、男はあれくらいの時が一番良いのよねえ。」
「もうアレ以降になると廃れてく一方っていうか。」
「なんかちょっと顔つきとかイヤらしくなるし。」
「なんかちょっと臭いとか出てくるし。」
「なんかちょっとエラそうになってくるし。」
「まあもちろん例外もいるけど。」
「あぁスゴイ良い。」
「ふわふわの髪の毛。」
「みずみずしい肌。」
「澄んだ瞳。」
「そしてなにより青臭いピュアな感じ。」
「見てるだけでこんなに幸せになるなんて。」
「やっぱ最高だわ。」
「男子高校生サイコーだわ。」
最初のコメントを投稿しよう!