あらすじ(オチまで)

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あらすじ(オチまで)

祖父を亡くし一人になった成海は自殺を考える。 そこに幼馴染の奈未から電話があり会うことになる。 お互いに恋人がいると諦めていたが、不思議な声に導かれるうちに両思いだと知る。 奈未の昼寝中、不思議な声は亡き祖父だとわかる。奈未に成海は一緒に暮らそうと言うが断られる。 祖父が自殺を企てた成海を案じ、声と姿をあらわしたことを知り成海は謝る。 その夜、奈未と成海は結ばれ、叔母夫婦のすすめもあり奈未は成海と住むことを決意する。 自殺を忘れていた成海だったが、奈未にバレる。愛する人を悲しませる苦しさを味わう。 一人で部屋に閉じこもる奈未を成海は案じるが、祖父に一人にしろと言われる。祖父の声に成海は一人でないことを感じ、感謝する。奈未は部屋から出てきてまた泣く。しかし奈未がいることに成海は感謝する。 奈未は家に帰って引越の準備をすると言うが、成海は奈未が戻ってくるか心配。結局、部屋の汚さが心配で手伝いに行く。 奈未の部屋で片付けをしながら、奈未は成海の自殺をきっかけに自立について考えたことを話す。成海も未来に向かっている気持ちを伝えようとする。 成海の家に帰る途中に寄ったコンビニで、同級生の竹中に会う。 竹中に奈未はバイトに誘われ、コンビニで働くことになる。バイトに行った奈未が竹中に送ってもらい、成海は竹中にやきもちを妬くが、帰った奈未は成海に甘える。甘えられる幸せを感じる成海。 奈未がバイトに行って、暇な成海は叔母さんの家に行く。そこでニラ農家の手伝いに誘われる。 奈未に相談するが、無理するなと言われて奈未を不安を知る。その不安をなくすために成海は働くことにする。また、竹中に彼女がいることを知って安心する。 成海がニラ農家へ行く途中、祖父に話しかけるともう姿を消すと言われる。祖父の声ではなく、見聞きするもの全てを感じて生きるよう言われる。成海は祖父に感謝し、素直に生きる決意をする。
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