shock
5/5
読書設定
目次
前へ
/
5ページ
次へ
喉がはりついてうまく話せない。 数時間ぶりに外された猿ぐつわは よだれでびしょ濡れだった。 彼は即座に私から電話を奪い、 再び私のパパに身代金の要求をした。 その間も私に、 動くなとリモコンを向け威嚇してくる。 大丈夫。 もう、 そんな気力は、 ない。 昨夜から 私の自由を奪っている忌々しい電線を見なくて済むように、 私は暗い天井に目をやり、 ひたすら解放を願った。
/
5ページ
最初のコメントを投稿しよう!
3人が本棚に入れています
本棚に追加
広告非表示!エブリスタEXはこちら>>
前ページへ
次ページへ
スターで応援
3(あなた 0)
小さく
文字
15
大きく
狭く
行間
1.8
広く
白
黒
クリーム
ゴシック体
明朝体
まとめてページ表示
指定なし
5ページ表示
10ページ表示
15ページ表示
ページコメント表示
ページスタンプ表示
最後に読んだページを自動で保存
最初のコメントを投稿しよう!