第1章

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ゼクシル「立ち直った所で続きを話してくれ、綾」 綾「ん。それで俺ファミリーはゼクシルファミリーの家で毎日過ごしているんだけどもう起きる時から最悪な一日が始まる」 ゼクシル「あぁ…それは本当に思う」 悠斗「?起きる時から最悪って何で?」 仄「つか綾ってゼクシルの家に住んでるの!?」 ゼクシル「あぁそうだ。だから綾も家族なんだよ」 仄「納得した」 綾「普通に寝てたんだが次の瞬間顔に激痛が走って目を開けるとアリナが洗濯バサミを持ってたんだ。しかもドヤ顔でニヤニヤ笑いながら俺を見て」 悠斗・仄「「うわぁ痛すぎる…」」 ゼクシル「あれは本当に痛そうだったな…綾の顔真っ赤で見てられなくなったから俺が手当てしたんだけどあの日ほど俺を起こすのがマナで良かったと思ったことがない」 悠斗「それほど洗濯バサミをされた綾の顔がやばかったんだね…」 綾「ゼクシルに手当てしてもらったのはいいんだけどそん時の俺の顔、絆創膏と湿布だらけでさクラスの皆にどうしたと質問攻めされたww」 仄「確かにそれは心配するよね」 綾「だから正直に答えたらゼクシルとアリナとマナ以外に慰められた。ちなみにアリナは俺の妻でマナはゼクシルの妻な」 悠斗・仄「「了解」」 ゼクシル「あの時の綾はあいつらからしたら可哀想なことだったからな…同情したんだろうけどあれは凄かった」 仄「何かあったの?」 ゼクシル「三人以外の全員で綾をもみくしゃにした後胴上げしてたww」 悠斗「それはまた凄い慰め方だな…」 ゼクシル「しかも共に戦ってくれた奴らだから力が強くて綾が空に届きそうになるほどの胴上げだ。あの時ほど綾が可哀想に思ったことはない」 悠斗・仄「「………乙だな、綾」」 綾「落ちる時の恐怖心半端なかったwwつかゼクシル、お前そう思ってたなら助けてくれても良かったじゃねかい!つい変なこと叫んでたよ?俺」 ゼクシル「いや、悪かった。あの時のお前面白かったから助けることが出来なかったww」 綾「素直に答えんなよ…ww」 悠斗「なんて叫んでたの?」 綾「『ぎゃあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁァァァァぁァぁ亜ぁアァぁイやっふぅぅぅぅぅぅぅぅうめざめちゃぅぅぅぅぅぅぅぅぅう』これはないと思ったよ俺」 悠斗「うんどんな意味で叫んだのかわかんないww」 仄「何に目覚めるんだろねw」
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