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何処かにデートに行くよりも、外で美味しいご飯を食べるよりも、恵と部屋で2人っきりでいれる事が1番好き。
キスもいつでも出来て、隙間が出来ないくらい密着できて、触れ合えるから。
そして何より、恵を好きなだけ独り占めできる。
「恵-。」
恵に跨がり、チュッチュッと顔にキスをしながら甘えても、恵は嫌がる事は無く目を閉じる。
たまに寝てしまう事も。
寝てる隙に色々キスしたり指を舐めたり、耳をかじってみたりと悪戯出来るから、それも楽しい。
「ねぇ葉月、たまには葉月がされてみる?」
「え?」
思いも寄らぬ提案に驚いて固まれば、恵はそれを無視してベッドにうつされ、覆い被さるように恵が覗き込んだ。
なに?このドキドキ!
「可愛い、葉月。」
きゃーーー!恵に可愛いって言われた!
「とりあえず脱がすよ、上。」
「え?え?め、恵、今?」
そりゃ期待してなかったわけじゃないけど、今?
下に恵のお母さんもいるのに?
声、声、抑えれる?私?!
思わぬ展開に音が聞こえるんじゃないかと思うほど心臓が高鳴った。
「すべすべで気持ちいい、葉月の肌。」
鎖骨辺りを撫で、唇でチュッとキスをしていく恵。
胸元から鎖骨、首、耳に唇をあてられ、もう期待値はマックス。
ぬるん、と舌でなめ上げられると我慢出来ず声が漏れた。
「んーーー、ドキドキするね、これ。」
あぁ、綺麗な笑顔。
このまま最後までしちゃうのかな・・。
「おーわり。」
え?えええええ?!
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