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は、恥ずかし過ぎる!!
葉月は顔を手で隠しながらもじもじして恵の前に立った。
部屋に鍵をかけ、目の前でお着換え。
恵は嬉しそうにこちらを見ている。
ノーブラ、ノーパンを希望され素直に従ったものの、生地が薄く胸のとんがりや股の食い込みがよく見えこの上なく恥ずかしい。
「おいで、葉月。」
ベッドに呼ばれ、抱き付けば愛しそうに瞼にキスをされた。
「にゃ・・にゃー。」
恵のリクエスト通りにゃーと言えば、大好きなふんわりとした笑顔がプレゼントされ、膝に寝かされた。
頭を優しく撫でられ、お尻から尻尾にかけてじっくり手でなぞられる。
尻尾に感覚はないはずなのに、ぞくぞくと背筋に快感が走った。
「うにゃー。」
太股にたまらないと頬ずりすれば、顎下をこしょこしょされ、それは本当に猫のようで。
大事に大事に扱われ、このまま飼われたいと思ってしまった。
「可愛い、葉月。」
おでこや瞼に沢山キスを落とし、可愛いと褒められればもう恥ずかしさは消えており、
「顔だけ写真とっていい?下は撮らないから。」
恵にならどこでも撮影されてもいい。そんな熱を帯びた目でこくこくと頷けば、その上目遣いをパシャリと撮られ、器用にキスしあう2人も写真に納めた。
「後で葉月にもあげるからね。」
「にゃー。」
「良い子良い子。」
くちゃくちゅ、とやっと口に濃厚なキスのご褒美が貰え、離さないように首に巻き付いた。
この甘ったるい時間が何より好き。
このまま抱いて欲しい。
無意識に身体を擦りつけ、恵を求めていた。
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