memory.1

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「よし、できた。 今日から高校生活が始まるんだ...」 私は朝倉志乃 今日から高校生になる 楽しみもあるが不安の方が大きい。 何故かって? 通う高校は共学で男子がたくさん居るから。 いつからか私は男性が苦手になった。 その理由は今でも思い出せない 私自身いつまでも苦手でいようとは思っていない。 高校生活で変わりたいと思ってる。 簡単にはいかないだろうが 私の外見は男に見えるのも問題の1つだと思うけどね... 「やべ!遅刻する!!」 慌てて部屋を出て階段を下り 母が居るであろうリビングに向かった 扉を開けると1歳上の兄、俊樹(トシキ)が 一足先にご飯を食べていた 「兄貴おは「しーのおおおおお!!!」 スッ 突っ込んでくる兄を志乃は華麗に避けて そのまま兄は壁にぶつかった 「ってええええええ!! 志乃!何で兄ちゃんの愛を受け止めてくれないんだ!!」 「毎日そんなことして飽きないの?」 「大好きな志乃にハグするのに飽きることは「聞いた私がバカだった」 「志乃ちゃんおはよう。早くご飯食べちゃいなさい。 俊樹と一緒に学校行くんでしょ?」 「お母さんおはよ。 嫌だって言ったのに兄貴が聞かなくて...」 「登校中に何かあったらどうする! 兄ちゃんの他に誰がまも「ごちそうさまでした。」 「志乃、食べるの早くないか?!」 「ブツブツ言ってる間に食べた。 行ってきまーす」 「あ、待てよ!! ゴホッ...行ってきまーす!!!」
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