★FIVE★

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- ゴールデンウィーク明けの登校日、何故だかいつもより30分早く目が覚めた。 朝は弱いのに、珍しく頭がシャキッと起きている状態で、目も痛くない。 昨日少し早く寝たからかな。 制服に着替え、リュックサックを背負った。 ベッド脇で充電しているスマホを手に取った。 「…ん?」 LINEの通知が来ている。 誰からだろう。 通知を開いた。 「…あ」 玲也くんからだ。 “自分勝手でごめん。俺たち、別れよう。”
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