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エイオンのフードコートでパフェを食べたり、四人でプリクラを撮って、そのあとはひたすらショッピングだった。
エイオンからの帰り道、夕飯を済ませてから奈々ちゃんの家に行くと、奈々ちゃんと瑞希くんと別れた。
「…俺も、美玖の家行っていい？」
玲也くんが聞いてきた。
そういえば、今日は父さんと母さんの結婚記念日で、外食してくると言っていたし、お兄ちゃんも大学の友達の家に泊まるって言っていた気がする。
ゴールデンウィーク直前だし、家に誰もいないから気まずくならないし、いいかな？
「うん」
私は頷いた。
玲也くんが、リュックの中身を何やら確認し、一人で頷いた。
「どうかしたの？」
「あ、いや、別に」
「そういえば、着替えどうしよう。エイオンに戻って買う？」
「あぁ…そうしよっか。さすがに美玖の家に男物ないでしょ？」
「うん…」
エイオンに引き返し、着替えを買って家に向かった。
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