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「カチッ」
突然そんな音がした。
僕は何か違和感を感じ、振り返ると、1人の女性が立っていた。
その女性の手には、くさりが握られていた。
そして、そのくさりは、僕の首元へと続いていた。
僕の首には……………首輪がはめられていた。
「なっ………なんだよこれっっ!!」
「それは、あなたを捕えるためのものよ。」
「はぁ?意味わかんねぇよっ!!
ってか誰だよお前?」
「私はその子の姉よ。
あやめっていうの。
よろしくね。」
そう言った女性は、不敵な微笑みを浮かべていた。
「なぁ、かすみ。
これはどういうことだ?」
そう尋ねた僕に、かすみは、この上なく美しい笑顔を浮かべて言った。
「ようこそ私達の監獄(パラダイス)へ」
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