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「…はぁ…はぁ…はぁ…!!」 俺は降りしきる雨の中ズボンの裾も濡らして家に飛び込んでいく。 上着を脱ぎ捨てて風呂に入って全身を高速で洗って布団を被って目を閉じて屈みこんだ。 「…夢だ…これは…悪い夢だ!何もかも悪い夢なんだよ! 何で姫がくるんだよ! しかもあれは何だ!夢だ!!夢なんだ!!」 俺は身を震わしながら一夜を過ごしていった。
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