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｢はぁはぁ、し、死ぬぅ｣ﾊﾞﾀﾝ
一時間経ち結界から出てきたオトメ達はボロボロの状態で戻りその場に座り込んでしまった
｢どうだった？｣
三人に水が入ったコップを渡し感想を聞くことにした
｢流石にSSSランクの事はあったけど落ち着いて周りの状況を確認して必要な部分にだけに強化魔法を使って何とか終えたよ｣
｢えっと私は双槍を使っての近中遠を相手にするのは辛かったですけどもしもの時にどうしたら攻略できるかのヒントは得られました｣
｢………私は初級魔法でAAAランクの近接戦の敵に当たったけど、どう使えば良いか分かった気がする。無駄に上級や最上級を使わなくても中級や初級で倒せるのが分かった｣
｢全員何かしらのヒントは得られたようだな。よし、今日の鍛練は終了してシャワーを浴びて食事を取ったら好きな時間を過ごして良いぞ｣
｢｢｢はーい♪｣｣｣
場所は変わりギルド【月海】に私達は来ています
｢あ、三人娘おはよう｣
私達が入ると私達に気が付き手を振ってくる受付嬢さん
｢おはようございます｣
｢はいおはよう。こんな時間にギルドって事は依頼？｣
｢はい。何か無いですか？｣
｢うーん。あ、これなんてどうかしら？｣
受付嬢さんが出してきた一枚の依頼書を確認してみた
討伐依頼 ワイルドベアー×5体
報酬金5万メル
討伐ランクはAでしょうね
｢分かりました。これを受けます｣
｢はーい。それとそろそろSランクの昇格試験とか受けないの？｣
｢アハハ……、昇格試験はお父さんの許しが出てからかね｣
｢本当に貴女ってシドさんの事大好きね｣
｢はい♪大好きですよ♪｣
｢はぁ、貴女達は中々可愛いのに勿体ないわね｣
｢私達はお父さん以外の異性を好きになる方が可笑しいですよ？｣
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