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【ユウイチ】
・天頂を開く
自らの武器に内包された【銀の鍵】の力を使い、隔絶された別次元の門を開き、世界の理を現し世に流れ出させる。それは一言で言うなら無であり、鮮やかな色を全て飲み込み、圧倒し、蹂躙する無彩色。形を持った黒は常人が息を止めていられる程度の時間で世界を塗り潰し、何者も存在する事を許されない無で満たす。そこには例外など存在せず、あるものなどただひとつして無い。
門を閉じることが出来れば無彩色の流出を止められるが、一瞬でも開けばこぼれ落ちた無は瞬く間に死に変わり、扉が開けられた世界に広がる。死が死を喰い尽くすまで止まることはなく、特殊な対処を行う場合を除いて、この鍵の使用=世界の死である。
扉の開閉はユウイチが持つ【銀の鍵】でしか出来ず、また【銀の鍵】もユウイチにしか振るえない。
ユウイチ自身も門を開くことが何を意味するかを理解しており、余程の事が無い限りこれを使うことはない(彼の嫁を馬鹿にされたらお察し)
ユウイチサンプルボイス
「殺したいか?殺したいだろう。鬱陶しく、煩わしい、差し詰め目の前を飛ぶ羽虫を見ている気分だろうよ。今すぐにでもお前を殺せるんだぞ、その耳障りな音をすぐにでも消せるのだぞと、そう思っているのだろう?
井の中の蛙が、自らの身分も知らずに。
大海の広さを知りたくない故にその場所に立ち止まっている。あぁ全く滑稽だよ。同情すら覚える。
故に、宣告しよう。その殺意は俺には届かん。俺を殺せるのはリィルだけだ。彼女以外に俺は殺せない。道端に転がる石塊にもならぬ芥が、何を成せると言うのかな?」明確な殺意を向けられた時
リィルサンプルボイス
「粗悪な殺意だね。不純で、曲がりくねってる。そんなつまらない物を私に向けないで、吐き気がするの。ユウイチ君以外に私を殺せるなんて思わないで欲しいなぁ。私の愛(さつい)を、彼の愛を、侮辱することを許した覚えは無いんだけどね」極めてどうでもいい理由で殺意を向けられた時
その他に関しては【とある高校生の異世界チート録】の人物紹介の項を参照せよ
べ、別に宣伝って訳じゃ無いんだからね!
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