2.

15/16
前へ
/507ページ
次へ
『どうすればいい?』と訊いたくせに、荒潟は積極的に俺の体を愛撫し始めた。 首筋から胸に掛けて舌を這わせ、その先端にもキスした。 思わず体が跳ね上がる。 荒潟が口を離し、真顔で言った。 「ここ、男でも感じるんだな。」 最初は俺だって感じなかったけど、健志にいつも攻められて…。 ああ、もうあいつの事は考えるな! 俺は心の中で自分を叱責し、荒潟とのセックスに集中する。 自分からジーンズを脱ぎ、荒潟のワークパンツも脱がしてやる。 そして、彼のボクサーパンツの上から硬く立ち上がったものを触った。 ちゃんと勃って反応していると分かり、俺は安堵の息をつく。 彼の体が反応してくれれば、後は本当に大丈夫だ。 荒潟の下着を脱がし、目の前に現れたものを直視して、また溜め息が漏れた。 やっぱり俺より凄い。 格好良い奴って、全て曝け出しても格好良いんだな…。
/507ページ

最初のコメントを投稿しよう!

1494人が本棚に入れています
本棚に追加