王子様とイノシシ女

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「変な漫画とか言うなー。私の王子さま(二次元)なんだから」 「あやめ、本当に友達作るきあんの?せっかく、段々と変わってきてるのにさ」 純はため息をついた。 そう、私は昔もっと暗かった。 純以外の人と全く話せなかった(今もそうだが) その時に私は二次元に助けを求めた そして、王子さまに出会い恋に落ちた。 王子さまというのは『セイントローズ』というアニメに出てくるグリッド・バウンド様のこと。 この人のSっ気がもう~~たまらん! 死んでもいい! そういうわけで私はオタク街道をダッシュで走っていった。 そして、気づいたときには王子さまとは一心同体になっていた 「あるけど……」 「あるけどじゃない!はい、王子さまグッズ全部没収!」 「ふにゅー」 私はほっぺを両手でつままれて、王子さまは私のもとから旅立たされてしまった。
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