第1章
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「俺の仕事な……」 「うん……」 動揺で軽い返事しか思いつかない。 「あのカニクリームコロッケ作ってるんだ」 頭の中が真っ白になり、言い返す事も体を動かす事も出来ない。 「いやぁ、お前からの注文が入った時にはビックリしたよ」 パニックで嘔吐する。 「だから、あれには毒は入ってない」 夫が殺意を知っていたという事に身体がついていかない。
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