第1章

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「だろ?」 二人で笑顔になるのはいつ以来だろう? 徳子はじっくりと口の中を堪能しながら考えた。 何故私はこの人を殺そうとしたんだろう? 私が単に弱くて尖っていただけじゃないの? かにくりーむころっけが徳子を優しくしてくれた。 「お前もたまには飲むか?」 夫は冷やしていた缶ビールを二つ取り出し、テレビを付けた。
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