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「良かったね、君は内助の功で
良いお嫁さんになるってよ」
「えっ、内助のってなんですか?」
「はははは、まだ若いからな、
あげまんって言ったら分かるかな」
「ああ、なんとなく旦那さんを
稼がせられる人とかでしたっけ…はは」
「まぁ、そんなような良い嫁さんになるってよ、
なぁ、ハルオちゃん」
彼は、笑顔で激しく頷いていた。
「さぁちゃんって言われると、運がいいんですか?」
「さっちゃんなんだけど、さぁちゃんって
聞こえるよな、昔ね、この辺に素直で
良い娘がいたんだけど、その娘がさっちゃんって
言ってな、ハルオちゃんが、
さっちゃんみたいになるよって見抜くんだわな」
「へぇ、そう言う意味なんだ、なんか占い師みたい」
「あっ、くれぐれも言われないからって
ダメなんじゃないよ」
「ああ、よかった。
私達は言われなかったから…あははは」
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