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後ろ足が殆んど跳べてなくベッドに伏せた上半身 太股支えて投げ出された下半身 更には床から離れた両後ろ足 この状況…
後ろ足がベッドまで上がらないって云ぅ… かと云って身体を押し戻す力も無い…
『ぜってぇ後ろで笑ってんな』
助けを求めてなるものかと足掻き足掻くも変化なく 仕舞いに後ろから震えた声が掛かると時畧同じく
「隙有り~♪」
「ぁうぅぅぅぅ〰!?」
不意打ちに
後ろ足も尻尾も ピーン と
「な 何で穴 ツンツン すんだょ!
親なら無償で助けろょ!」
「助けてぇ って おねだり来なかったから遊んでるのかなぁと♪」
『未だ助けねぇし確信犯だし…
攻撃系だったら仕返し 出来ねぇかなぁ… とてぇも悔しいが…』
ふざけ気味に
「母上たしゅけて下しゃい」
真摯な顔に成る レム
「悔しさを励みにしなさぃ」
「悔しい方向が違わぃ!」
急に怒気を孕んだ レム
「違わなぃわょ 貴方は頭が発達出来て無い子供ではない筈ょ
貴方の浅はかな行動が私からイジられる結果を生んだの
1度為らぬ2度も冒してるのょ
助けが得られる好機を棄てた
これが独りなら私か ムク が来るまで其の侭ょ好機すら訪れないゎ
最善の行動だったと胸を張れる?
未だ 対処の仕方が解らない事は しょうがないゎ
群の下に居る間だけなの安全に失敗から学べるのは 群から離れたら失敗と死は隣接するの
貴方は今から戯れる予定では無かった筈ょ 初の行動 休息を見守れと言ったのは貴方ょ 減り張りは区別しなさい
此処は貴方の居た世界ではないの 安易な行動は避け素直に為りなさい貴方に不自由が有る内は…
いぃわね?」
『ボロクソ言われて悔しいが
事実… 何も言い返せねぇや』
「はぃ…後免…なさい」
2回も失いたくなぃの…
と微かな声を拾った
失念していたと思うのであった
銜え上げ寝床に降ろされ瞼を閉じるも…
『眠気が飛んでしまったな…でもちょっと気不味い空気だし…』
どぅしたもんかと瞼を開けると
目と鼻の先で顔を覗き込む レム と目が会った
「近い近い近い 近過ぎぃもっと離れてょ~ 何が起こるか判らなぃんだよぉ 攻撃系だったら不味いだろぉ?」
優しさの戻った レム
「激昂叱咤しちゃったから落ち込んじゃったかなと思ってね~」
「落ち込んだ…けど事実だし尤もな事だから…色々失念してた事も反省点だし 後…やっぱいぃや おやすみなさぃ」
『目ぇ覚めちったけど疲労感有るから寝れるかな…』
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