第1章

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『あの……ありがとうございます。わざわざ私なんかを誘って頂いて』 「いいよいいよ。気楽になんでも頼みな。一応食べ放題選んだから」 小説なんかで、上司が後輩に奢ったらものすごい大食漢で悲惨な目に遭うのを見た気がするが、そんな愚の骨頂は起こさん。 『じゃあ……』 メニューからいくつかを選び、それぞれ3人前を備え付けのタッチパネルから注文する萌。 ふぅ……やはり食べ放題にして正解だった。俺の勘ナイス! 俺もひとまず一人前の肉と飯を頼んで、本題に入る。 「なぁ萌。お前、なんか悩み事ないか?」
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