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そんな会話をし、無言の時間が少しあってから
「でも、以外だな」
白夜が景の持つビニール袋を見て口を開いた。
「何がです?」
景が白夜を見ると
「景って買い溜めするんだな」
白夜に言われ景は自分の持つビニール袋を見て
「最近は忙しくて買い物の余裕がないんですよ。だから買える時に買ってるだけ…」
プルルルルルル……
景の言葉を遮ったのは着信音だった。
プルルルルルル……
景は嫌そうな顔で片手にビニール袋を二つ持つとズボンのポケットから携帯を取り出して画面を見た。
そして、誰が見ても分かるくらいの不機嫌な顔をした。
「電話だろう?出ていいよ」
白夜にそう言われた景は
「…………」
無言のまま白夜を見てから携帯を耳に近づけた
「なに?」
景が電話に出ると携帯から声らしきものが聞こえた。
何を言っているかは白夜には分からないが女の子の声であることは何となく分かるようだった。
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