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「それで、景がいる大学に行けばいいって言われてね。景の事だから上から見下しでもすれば気付くと思って」
「…………」
ジト目で白夜を睨む景に対して
「どうした?」
と平然と表情を変えず言う白夜。
「わざわざ人が嫌がることするところ相変わらずなようで…」
「別に、今回はこれが良策だと思っただけだよ」
白夜はニッコリと微笑む。
「さようですか」
不機嫌な表情で景は言った。
「…それにしても」
白夜は一拍置くと
「あんなに大雑把に魔力を使ってた景が影で鍵を開けるほど繊細にコントロールできるようになってたとは」
と真剣な顔付きで言う。
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