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白々しく言って和樹は僕の指を咥えた。
「ほっぺが桜色でさ――」
念入りに一本一本味わうように
指を抜き差しする赤い唇。
「もっと攻めてくれって言ってるみたい」
小指まで愛撫すると
「ンンッ……」
僕の唇を割って
唐突に舌先が突き入れられた。
「オフィーリア。君もまざりたいんだろ？」
視覚的に
一層興奮したんだ。
「やぁっ……ああっ……！」
涼介さんの指が違う意思を持ったかのように
自ずと激しく動き出した。
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