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私の名前は萩尻里音(はぎしり さとね)
空流高校一年一組。
そこらへんの何処にでもいるごく普通の高校生だ。
しかし、一つだけ、私にはルールがある。
このルールを破ると、ほんともう大変な事になってしまう。
このルールだけは何が何でも守らなければならない。
「じゃぁ、みんな、さようなら」
担任がそう言い放った直後、私は1番最初に席を立つ。
「さようならっ」
私は一目散に下駄箱へと向かった。
ピチピチの10代
華の女子高生。
そんな私の門限は4時20分。
これを過ぎれば、本当にマジでヤバイ。
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