大きなお世話だ。

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   「そういえば、お前昨日のコンパどうだった? 良いヤツいたか?」  ひとしきり水合戦を楽しみ、二人とも髪の毛からポタポタと雫を垂らしながら、再びまったりと流れ始めた頃、思い出した様に奏が口を開いた。  「…… うーん、それなりに楽しかったけど」  歯切れの悪い絢佳の答えに吹き出す奏。   飲み過ぎる程酒に集中してたと言う事は、あまり、当たりとは言えなかったらしい。  「まあ、焦るとロクな事ねえから。 ゆっくり探せ」  「だね。 暫くは大人しくするよ。 ……ね、何? その顔」  予想していなかった絢佳の答えに目を丸くする奏を見て、怪訝そうに訪ねる。  「いや、俺どっかで別のヤツと取り違えたかと。 お前絢佳?」  「絢佳だよ!! どういう事」  「今まで取り憑かれた様に男漁ってたお前の台詞じゃねえだろ」
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