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自転車で駅に向かう。
ピッピッピピー!
「ちょっと君止まりなさい!」
いきなり警官に止められて俺は止まった。
「君、このパーツは一体何なんだ?」
警官が指差す先を見ると、ピンク色の物が見えた。
あのステッキだ。
家に置いてきたはずだったが……。
「すみません、これはゴミです。
後で捨てます」
警官の後ろからモッチーが覗いている。
やはりお前か。
「いや、この棒は関係ない。
だがこれがあるということは、あの宇宙人が近くにいるはずだ」
ん?
この警官、何言って……。
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